こんにちは!【エギング初心者講座】のユウです。
エギングの醍醐味といえば、「ビシッ!」と竿をシャクる動き、『シャクリ』ですね!
エギを生きているみたいに動かして、イカを誘い出す、まさにエギングの代表的なアクション!
でも…「どうやるのが正解なの?」「シャクってるつもりだけど、うまくできない」なんて、悩んでいませんか? 大丈夫!その気持ち、よーく分かります!私も最初はそうでしたから!
この記事では、そんなエギングのキモ、「シャクリ」について、フォロワー13000人(エギング初心者講座)のユウが、徹底的に解説しちゃいます!
- そもそもシャクリって何?なんで大事なの?
- 基本のしゃくり方 2選
- 初心者がやりがちな、NGしゃくり方
- しゃくり方のコツ 5選
- しゃくり方 応用編
「しゃくり」って何?なんでエギングに必要なの?

基本のキ!「しゃくり」が何のためにあるのか、知っておきましょう!
簡単に言うと、シャクリは、「エギを水中でピョンピョン跳ねさせて、イカに『美味しそうなエサがあるぞー!』って気づかせるためのアピール行動」です!
エギが不規則に、時にはエビが逃げるみたいにダート(左右に飛ぶ動き)するから、イカの「何だ!?」っていう注意を引くことができるんです!
シャクった後にエギが沈んでいく「フォール」→ [フォールの記事はコチラ])。
フォール中にイカがエギを抱いてくることが多いので、シャクリとフォールのリズムを作ってあげることが、エギングの釣果を左右するポイントになります!
シャクリでアピール、フォールで抱かせる!
シャクる前に!意外と大事な「基本姿勢」と「ロッドの持ち方」

カッコいいシャクリ、疲れないシャクリは、まず「構え」から!
変なクセがつく前に、基本の姿勢と持ち方をチェックしましょう!
安定したシャクリを生む「立ち方(スタンス)」
足は肩幅くらいに開いて、どっしり安定させましょう。
フラフラしてると、シャクリも安定しません。
利き足を少し前に出して、少し前傾姿勢になると、バランスが取りやすいですよ!
ロッドはこう持つ!基本の「グリップ」と力の抜き方

リールが付いている部分(リールシート)を、中指と薬指の間で挟むように持つのが一般的です。でも、自分が一番しっくりくる握り方でOK!
ギュッと握りしめるんじゃなくて、指先で軽く包むように持つのがコツ!軽く握るとアタリも分かりやすいよ!
手首を柔らかく使うために、余計な力は抜きましょう。肩の力も抜いてリラックス!
正しい構えが、上達への近道だよ!
【動画でマスター!】基本のシャクリ動作
この動画を見て、基本的なシャクリの動きをしっかり目に焼き付けちゃいましょう!
- 竿の振り方: 腕全体で「えいやー!」って振るんじゃなくて、手首のスナップを支点にしたコンパクトな動きでシャクりましょう!キレのある動きを生み出して、疲れにくいシャクリのコツです!
- 糸ふけ(ラインスラッグ)を巻き取るタイミング: シャクり上げた直後に、たるんだ分のラインを「シャッ!」と素早くリールで巻き取る。
- 一連の動作のリズム感: 「シャクッ!→ 巻き→シャクッ!→ 巻き ⇒この一連の動作を、スムーズなリズムで行います。
繰り返して、動きを体に覚え込ませよう!
最初に覚えたい!エギング定番シャクリパターン2選
基本動作がイメージできたら、エギングで一番よく使う、定番のシャクリパターンを2つ覚えちゃいましょう!
まずはこの2つができれば、ほとんどの状況に対応できますよ!
二段シャクリ:一番使うかも!?王道の「2回シャクリ」
竿先を「ビシッ!ビシッ!」と連続で2回シャクり上げて、糸ふけを巻き取り、止めてフォール。
シャクリの強さや長さを「短く、強く」とか「1回目弱く、2回目強く」みたいに変化をつけることもできます。
エギングで最も多用されるシャクリ方の一つ!正直、この二段しゃくりさえできれば、イカを釣ることはできます。
3段シャクリ:アピールしたい時の!「3回シャクリ」
3回だけシャクり上げて、すぐに糸ふけを巻き取り、ピタッと止めてフォールさせる。
活性が高いイカに、アピールしたい時。手返しよくイカを探したい時などに有効です。
エギングしゃくりの基本の一つ!3段しゃくりが上手にできれば、OKです。
まずは二段を!これが全ての基本
もしかしてアナタも?初心者がやりがちなNGシャクリと改善策
一生懸命シャクってるのに、なんだか上手くいかない…それ、もしかしたら「あるあるNGシャクリ」をやっちゃってるかも!?
ここでチェックして、今日から改善しちゃいましょう!
あるある①:力みすぎ!腕だけでブンブン振っちゃう

大きな動きで疲れちゃうし、エギも不自然に動きすぎ!
→改善策: 肩の力を抜いて、手首や肘のスナップを意識!
もっと楽に、キレのあるシャクリができるようになりますよ!
あるある②:糸ふけを取り忘れて、シャクってもスカッ…

これだとエギが全然動いてなくて、ただ糸を叩いてるだけになっちゃう!
→改善策: シャクったら「即、巻く!」を徹底!常にラインテンションを意識するのが大事!
巻くタイミングを身体におぼえこませましょう!
あるある③:シャクリの後の「止め」がない

シャクリ続けてると、イカがエギを抱く「フォールの間」がなくなっちゃう!
→改善策: シャクった後は必ず「ピタッ!」と止める意識を!ここでイカが抱いてくるんです!
水中のイカの動きを想像しながら、イカが喰いつく間をつくるのだ大事!
【これが効く!】釣れるエギンガーになるための「しゃくり方」5つのコツ
基本を覚えたら、いよいよ釣果に繋げるための「コツ」を伝授しちゃいます!
5つのコツを意識するだけで、アナタのシャクリがレベルアップします。
釣れるコツ①:シャクリに「メリハリ」と「止め」を意識する!
ずーっと同じ強さ、同じリズムでシャクっててもイカは飽きちゃうかも?
「強く」「弱く」、「速く」「ゆっくり」みたいに動きに変化をつけて、シャクった後はしっかり「止める」!
この緩急がイカの捕食スイッチを入れるんです!
釣れるコツ②:「糸ふけ」を制する者はシャクリを制す!
シャクる前の「糸ふけ」の量が、エギの動きを大きく左右します。
糸ふけが多ければエギは横に大きくダートしやすいし、少なければ縦に跳ね上がりやすい。
どれくらいの糸ふけでシャクると、エギがどう動くのか?
これをコントロールできるようになると、誘いの幅がグッと広がります!
釣れるコツ③:ロッドの反発力を利用して「楽に」「鋭く」シャクる!
力任せに竿を振るんじゃなくて、竿が「しなって」戻る力を使うイメージでシャクってみて!
竿先が「ビシッ!」と鋭く動いて、エギにキレのあるアクションを与えられます。
釣れるコツ④:水中のエギの動きを「イメージ」しながらシャクる!
ただ闇雲にシャクるんじゃなくて、「今、エギは右に跳ねて、ゆっくり沈んでるな…」みたいに、水中のエギの動きを頭の中で想像しながらシャクると、すごく効果的!
「次はこう動かしてみよう!」「そのあと少し喰わせの間を入れよう」って、戦略的に誘えるようになりますよ。
釣れるコツ⑤:時には「変化」を!シャクリの強さや回数を変えてみる!
「いつも二段シャクリだから…」ってワンパターンになるのはもったいない!
アタリがない時は、シャクリの強さや回数、リズムを色々変えてみること!
これが、反応がなかったイカを振り向かせるキッカケになるんです!
【ステップアップ編】引き出しを増やそう!応用シャクリ技3選
次はもうちょっと応用的なシャクリ技にも挑戦してみませんか?
引き出しが多いほど、色々な状況に対応できるようになりますよ!
ここでは代表的な3つを簡単に紹介!
① 3~5段シャクリ:連続アピールで高活性イカにスイッチオン!
1,2段シャクリを、止めずに「ビシッ!ビシッ!ビシッ!…」と3~5回くらい連続で行うシャクリ方。
エギを連続して跳ね上げ続けるイメージです。
イカの活性が高い時や、一投目に遠くにいるイカにも強くアピールしたい時!
② ショートピッチジャーク:逃げる小魚を演出!
手首のスナップを効かせて、「チョン、チョン、チョン!」と、竿先を小さく、素早く連続で動かすシャクリ方。
逃げ惑う小魚をイメージして、捕食行動を促す誘い方!
高活性のイカのスイッチをさらに入れる、アピール方法!
③ スラックジャーク:糸ふけ利用で「予測不能」なダートを演出!
わざと多めに糸ふけを出した状態で、強めに「ビシッ!」とシャクるテクニック。
糸ふけがある分、エギが左右に「シュン!」と大きく、予測不能なダートをすることがあります。
スレたイカに、普段と違う動きで誘いたい時や、エギをその場にとどめたい時に有効!
春イカ・秋イカで違う?季節に合わせたしゃくり方のヒント
エギングって、季節によって釣れるイカのサイズや数が全然違いますよね!
実は、季節によってシャクリ方も変えてあげると、釣果に繋がる可能性があるんです!
基本的な考え方として、覚えておくと便利ですよ!
春(大型狙い):1~2段シャクリやスラックジャークでじっくり魅せる!

春はデカイカの季節!
数は少ないけど、釣れたら嬉しいキロアップ!産卵前後で神経質になっていることも多いので、派手すぎるアピールより、「じっくり見せて、確実に抱かせる」意識が大事!
1~2段シャクリで、シャクる回数を抑えてフォール(抱かせの間)を長く取ったり、スラックジャークでナチュラルに、しっかりアピールしたりするのが効果的。
秋(数釣りシーズン):3~5段シャクリやショートピッチで高活性イカにアピール!

秋は元気いっぱいな子イカちゃんがたくさん!
好奇心旺盛で、ライバルもいっぱい!「ここにエサがあるぞー!」って、しっかりアピールして、素早く気づかせてあげるのが効果的!
3~5段シャクリで連続アピールしたり、ショートピッチジャークで逃げる小魚を演出して、エギの捕食スイッチを刺激しましょう!
まとめ
今回は、エギングのキモである「シャクリ方」について、基本からコツ、応用技まで解説してみました!
シャクリって、エギングの楽しさの大部分を占めていると言ってもいいくらい、奥が深くて面白いアクションですよね!
- 基本の姿勢と動作を動画でしっかり確認!
- 一段・二段シャクリをマスターしよう!
- 釣れる5つのコツを意識して練習!
- 慣れてきたら応用技や季節ごとの使い分けにも挑戦!
すぐに完璧にできなくても、焦らず、楽しみながら練習を続けていけば、必ず自分だけの「釣れるシャクリ」が見つかるはずです!
それでは!Let’s Enjoy EGING!