こんにちは!【エギング初心者講座】のユウです。
エギングしてると「フォールが大事だよ!」って、よく聞きませんか?
「フォールって…何?」「エギが沈んでるだけじゃないの?」「正直よく分かんない!」って思ってる、そこのアナタ!
実は、エギングでエギを抱いてくる瞬間って、その「フォール中」が圧倒的に多いんです!
フォールを理解できるかどうかで、釣果が天国と地獄くらい変わっちゃう!超・超・重要なポイントなんですよ!
この記事では、エギングのキモ、「フォール」について、フォロワー13000人(エギング初心者講座)のユウが、徹底的に解説しちゃいます!
- そもそもフォールって何?なんで大事なの?
- 基本のフォールの種類とやり方
- 難しいフォール中のアタリの取り方
- もっと釣るためのちょっとしたコツ
そもそもエギングの「フォール」って何?なんで重要なの?

エギングの動作は、大きく分けると2つあります。
- 竿を「ビシッ!ビシッ!」と動かして、エギを水中で跳ねさせる『シャクリ』
- シャクった後に、エギが海の中を沈んでいく『フォール』
シャクった後にエギが沈んでいく時間のことを「フォール」って言うんです!
シャクリでイカに「お、なんかいるぞ!」って気づかせて、フォールで「お、弱ってるエサ発見!今だ!」って抱きつかせるイメージです!
シャクられて跳ねたエギが、力尽きてスーッと沈んでいく姿が、イカにとっては「弱ったエサ(小魚やエビ)が落ちてきた!チャンス!」って見えるから、なんて言われてます。
ただシャクるだけじゃなくて、その後のフォールでいかにイカに「美味しそう!」って思わせられるかが、釣果を分けるカギになるんですね~。
シャクリとフォールでイカを魅了しちゃおう!
まずは覚えたい!基本のフォールは2種類だけ!

「フォールって言っても、なんか色々種類があるんでしょ?」って思ったアナタ、大丈夫!
基本はたったの2種類!2つのフォールを覚えて、使いこなせるようになりましょう!
フリーフォール:エギを自由にスーッと沈める!
フリーフォールとは、 シャクった後、ラインをたるませて(テンションをかけずに)、エギの重みに任せて、自然に沈めていく方法。
- エギが一番自然な姿勢で、速くスーッと沈んでいく
- 深い場所に早く届けたい時や、やる気満々のイカに効果的
- 自然にエギを沈めることができる
- フォールスピードが一定
- イカが触ってもアタリが分かりにくい
- 風や潮に流されやすい
- 最初にエギを海底までしっかり沈めたい(底取りしたい)時
- 活性が高いイカを手返し良く探りたい時
- 潮の流れが緩い時
速く沈めるのは、フリーフォール
テンションフォール(カーブフォール):ゆっくり見せて誘う!
テンションフォールとは、軽くテンションをかけた状態を保ちながら、ゆっくりエギを沈めていく方法。
ラインを張っているので、エギはカーブを描きながらゆっくり沈んでくるイメージ。
「カーブフォール」とも呼ばれます。
- イカが触ったアタリが分かりやすい!
- エギがゆっくり沈むので、イカにじっくりアピール
- 風や潮の影響が強くても、ある程度エギをコントロールできる
- フリーフォールより沈むのに時間がかかる
- 風や潮の影響で、エギの動きが少し不自然に見えちゃうことも
- フォール中のアタリをしっかり取りたい時
- イカの活性が低いかな?って時
- じっくりエギを見せて誘いたい時
- 浅い場所を丁寧に探りたい時
- 最後に喰いつかせたい時
ゆっくりフォールがテンションフォール
まずは「フリーフォール」で沈めて、「テンションフォール」でアタリを取る!って覚えるのが分かりやすいかも!
初心者でも簡単!基本的なフォールのさせ方(やり方)
ステップ1:シャクった後、まずは「止め!」
ビシッ!とシャクったら、まずはピタッと竿の動きを止めます。
ここでエギが一番高い位置まで跳ね上がります。
ステップ2:「フリーフォール」させたい時は…

竿先をスッと下げて、リールのハンドルを少しだけ巻かずに、ラインをわざとたるませます。
あとは、エギが勝手に沈んでいくのを待つだけ!
ステップ3:「テンションフォール」させたい時は…

竿先をゆっくり下げながら、リールを巻かずに、ラインがピーンと張りすぎない程度に、フワッと張った状態をキープします。
竿を持つ手に軽く重みを感じるくらいのテンションが目安かな?
【ちょいテク】竿の角度でフォールスピードが変わる!?
テンションフォールの時、竿先を高く構えればラインに角度がついて抵抗が増えるから、よりゆっくり沈みます。
逆に竿先を水面に近づければ、抵抗が減って少し速く沈みます。
これでフォールスピードをちょっとだけ調整できるんですよ!
フォールでの、誘いの幅が広がるよ!
エギング最大の壁!?フォール中の「アタリ」の取り方
ここがエギングの面白さであり、初心者さんが一番つまずきやすいポイント!
フォール中の、あの「モゾッ…」としたアタリをどう取るか!?これが分かれば、釣果はホントに倍増しますよ!
アタリは大きく分けて3つのサインで現れます。

一番分かりやすい!「ライン」の変化を見逃すな!


テンションフォール中でも、フリーフォール中でも、水面にあるPEラインの変化に全集中してください!
- たるんでたラインが「ピンッ!」と張る
- ラインが「フワッ」とたるむ
- ラインが不自然に「フワフワッ」と揺れる
- スーッと沈んでいくはずのラインが「ピタッ!」と止まる
これらは全部、イカがエギを抱いた可能性大!「あれ?」って思ったら、即合わせです!
ラインでアタリを判断することから、白とかピンクとかライムグリーンみたいな『見やすい色のPEライン』を選ぶのが超重要なんです!



「竿先(ティップ)」にも注目!わずかな変化を感じ取ろう!
特にテンションフォールの時に分かりやすいのが、竿先のわずかな変化。
見てると「コンッ」とか「クッ」と小さくお辞儀する。ほんの少しだけ「フッ」と戻るように見える
感度の良いロッドだと、小さなサインも伝えてくれます。






慣れてきたら…「手元に伝わる違和感」も感じ取ろう!
テンションフォール中に、「ん?なんかさっきより重い…?」「なんかモゾモゾする感触が…?」 って感じで、手に伝わる微妙な重さや感触の変化。
これもアタリのことが多いんです。
最初は分からなくても、経験を積むと「これか!」って分かるようになってきますよ!
アタリかな?と思ったら、迷わず〇〇してみよう!


「ん?今の、アタリ…かな?気のせいかな?」って、ありますよね。
そういう時は、迷わずアワセを入れちゃいましょう!
空振りしても全然OK!しゃくったのと大差ないので、どんどんアワセましょう!
釣れる確率アップ!フォールで釣果を伸ばす「3つのコツ」
フォールの基本とアタリの取り方が分かったら、釣れる確率を上げるための「コツ」を3つだけ伝授します!
これを意識するだけで、釣果が変わってくるはずです!
コツ①:フォール時間を意識する!数えて待つのが上達の近道


「だいたいこのくらいかな~」って適当にフォールさせるのはNG!
心の中で「1、2、3…」って秒数を数えるクセをつけましょう!
エギには大体「〇秒で1m沈む」っていう沈下速度が書いてあるので、それを目安に「水深10mだから、だいたい30秒くらいかな?」って計算して、しっかり底付近まで沈めてあげるのが大事!
コツ②:まずは「底取り」を確実に!イカは底にいることが多い!
イカは海底付近の障害物周りに隠れてることが多いです。
エギをしっかり底取りすることが超重要!
着底すると、ラインが「フッ」とたるんだり、手元に「トン…」って感触が伝わったりします。
このサインを感じ取れるようになりましょう!



コツ③:集中!ラインと竿先に全神経を!


結局これがいちばん大事!フォール中は、スマホ見たり、友達とおしゃべりしたり…なんてしてたら、せっかくのアタリを見逃しちゃいますよ!
ラインと竿先に、全神経を集中!!
ちょっとした変化も見逃さないぞ!っていう気持ちで、フォールを大事にしてください。
「時間」「底」「集中」!この3つを意識してフォールさせよう!
まとめ
今回は、「フォール」について、基本からアタリの取り方、釣れるコツまで解説してみました!
最初は「なんだか難しそう…」って思ったかもしれないけど、
- フォールには「フリーフォール」と「テンションフォール」があること
- アタリは「ライン」の変化で取るのが基本なこと
- 「時間」「底」「集中」を意識するのが大事なこと
まずはこれだけ覚えて、実際の釣り場で意識してやってみてください!
すぐに完璧にはできなくても、繰り返し練習すれば、絶対にフォール中のアタリが分かるようになって、エギングがもっともっと楽しくなります!
それでは!Let’s Enjoy EGING!